2024年度同志社校友会千葉県支部総会【実施報告】
2024年6月8日(土)千葉県支部の総会を、市川市の山崎製パン企業年金会館で、来賓10名校友50名、総勢60名が参集し実施しました。昨年度に続き、今年も初参加者12名と10名を超え、千葉支部校友の輪が徐々に広がりつつあることを実感しました。
校友で日本キリスト教団千葉教会の西岡昌一郎牧師のお祈りで厳かな雰囲気の中会はスタートしました。平林支部長の挨拶に続き、議事は事業報告、事業計画、収支報告、本年度予算を審議し全て賛成多数で可決しました。
また、昨年度より支部25周年事業として「Webで見る千葉県支部の歴史」と題し支部活動のデータベース構築の取組みを加速させていることを発表しました。
特別講演会は、グローバル・スタディーズ研究科 三牧聖子准教授をお招きし、「Z世代が変えるアメリカ―日本、そして世界は」をテーマに講演いただきました。今起こっているパレスチナ・イスラム問題を題材に、アメリカのZ世代はどうとらえているのか、年長世代とはとらえ方に差があること等を、データをもとに解説いただきました。
一方で、この問題に対し「自由・民主主義の国を標榜するアメリカ」はどう主張・行動しどう変貌しているのか、グローバルサウス諸国はアメリカをどう見るのか、さらに日米同盟を基軸に「人権」「法の支配」を掲げる日本は、アメリカが変貌する中で日米の価値の共有が完全に一致しない局面ではその普遍性を貫けるのか等、近著の内容を交えてお話しいただきました。
<以下参考文献等をご紹介します>
〇Z世代のアメリカ[本/雑誌] (NHK出版新書) / 三牧聖子/著 2023/07発売
〇自壊する欧米 ガザ危機が問うダブルスタンダード[本/雑誌] (集英社新書) / 内藤正典/著 三牧聖子/著 2024/04発売
〇YOUTUBE (無料で視聴できます)
【米国のダブルスタンダード】同志社大学大学院 内藤正典・三牧聖子/イスラエルーハマス戦闘/欧米はなぜ自壊し始めているのか/日本の立ち位置 他
懇親会は松岡敬同志社校友会長のご挨拶に続き、横山東京校友会長による「首都圏ネットワーク」(校友会首都圏各支部のイベント情報等を共有し首都圏校友の活動活性化を図る)発足の案内・乾杯により開宴しました。冒頭、平川神奈川県支部長より12月1日開催の「同志社フェアin横浜」の案内・参加呼びかけがあり、会は三牧先生にもご参加いただきアットホームな雰囲気の中進行しました。また、初参加校友を自己紹介に続き拍手で迎え入れました。時間はあっという間に過ぎ、村越副支部長による参加者への御礼に続き、締めは校友による同志社伝統的な口上、恒例の「CollegeSong」を一同で斉唱、支部イベントでの再会を期し閉会しました。
千葉県支部では、「千葉県在住・在勤」に加え「千葉にゆかりがある・興味がある」など幅広く校友のご入会・イベントへのご参加をお待ちしております。
一緒に支部活動を盛り立てていただける方、まずはご一報をお願いします。