千葉再発見の旅 科学と芸術の秋 【実施報告】
11月17日の秋晴れの行楽日和に「千葉再発見の旅」に参加してきました。
今回で42回を数え、私が幹事をして5回目の開催です。いつもは千葉県内の埋もれた名所を観光するのですが、今回は千葉を離れて東京に足を踏み入れました。また行き先も今までの史跡・景勝地観光とは180度違った企画を立案しました。「勉学・芸術の秋」を踏まえての企画です。
JR船橋駅に17名の校友が集合し総武線で新橋経由・・「ゆりかもめ」に乗り継いでテレコムセンターで下車。
午前中は勉学の秋です。日本科学未来館で我が国の最新の科学技術を見学しました。ここは2001年7月9日に開館され、館長は宇宙飛行士の毛利衛さんです。主に展示内容は3セクションからなっており、「地球とつながる」では宇宙から見た地球の姿を100万個のLEDを使って映し出しています。
「地球をさぐる」は医療、宇宙、加速器、IPS細胞などの現代技術を分かりやすく説明されているので一般人でもなるほど!と理解できました。
「未来をつくる」では動く技術=ロボット技術を展示しています。
そのなかでもホンダのASIMO君はロボットの中に子供が入っているのでは?と思えるほど二足歩行は人間の歩行力と遜色ありません。
日本科学未来館で頭の運動をするとお腹の方も空腹感を覚えてきます。
昼食はヨーロッパの下町を思わせる洒落たお店が並ぶヴィーナスフォートの和風レストランで頂きました。
レストランは豊富な品数が揃っており、ここでは皆さんにお好みの料理を選んでいただきました。なかでも特に好評だったのは鰻重のようです。
お腹も満たされた午後は、今回の旅行のメインテーマである「芸術の秋」を楽しむ「チームラボ」の鑑賞です。ここは日本のヤングマンとともに、外国の若い方々で大変な賑わいでした。この日は日曜日とあって入場待ち時間が30分も掛かり、会場に入っても大勢の入館客で進むのにも苦労する有様でした。
さて、チームラボのコンセプトは「ボーダレス」の芸術です。限られた空間やキャンパズのなかで芸術を表現するのではなく、自身が位置する周りの空間すべてに光の芸術が幻想的な世界を醸し出しています。実に境界のない芸術(ボーダレス アート)と言えます。
当然、光を用いて芸術を表現しているので館内は漆黒の闇です。闇の中から各ゾーンを探し出すのですが案内表示はありません。自身の感性で行きたいゾーンを探すのも「チームラボ」のコンセプトの一つらしいです。入館者のほとんどが若者たちなので高齢者は入るのに躊躇しますが、今回の旅行で普段は経験できない貴重な体験が出来ました。
凡そ2時間の予定での鑑賞ですが、皆さんの中にはもっと見たい!と思われる方もおられるので、今回の旅の解散は「チームラボ」内での自由解散と致しました。
清水記