第43回「千葉再発見の旅」【実施報告】

Posted by on 2月 17, 2023 in 新着情報
第43回「千葉再発見の旅」【実施報告】

2022年11月19日「千葉再発見の旅」を実施しました。コロナ禍で2年連続延期となり、3年ぶりの開催となりましたが、参加者の皆さんの日頃の行いが良く、澄み渡る秋晴れの中、南房を巡り歴史・グルメを満喫する一日となりました。

今回は参加者15名と例年をやや下回る参加者となりましたが、8時半に千葉駅集合、観光バスで一路最初の目的地である「崖観音」に向かいました。「崖観音」は船方山の中腹に建てられた、真言宗の「大福寺」通称で観音堂からは館山湾が広がり晴れた日には伊豆大島を望むことが出来ます。
当初、観音堂へは急階段を上ることより、麓から観音堂の見上げ見学を想定していましたが、年配の大先輩方を含め多くの方が急階段を苦にせず一気に中腹まで駆け上がり絶景を堪能、その健脚ぶりにはびっくりさせられました。

続いて、一同「仁右衛門島」へ向かいました。鴨川市太海浜でバスを降りると、渡し船で目前に浮かぶ新日本百景にも選ばれている「仁右衛門島」へ、同島は風光の美しさ、伊豆・石橋山の戦いに敗れ敗走してきた大河ドラマで放映中の源頼朝を匿ったといわれる「隠れ穴」があり、日蓮聖人伝説でも知られています。また、歌人が島の四季を詠んだ句碑も多く立っています。同島は鎌倉時代の初代平野仁右衛門氏以来、代々同名を名乗り平野家のみが島で暮らしています。当日は当代平野仁右衛門氏にお出迎えいただき、島の説明をお伺いした後、各自が島を散策、古の鎌倉時代に思いを巡らしました。

午前中の予定を順調に実施し、鴨川地区で人気のホテル「鴨川館」のレストラン「MAIWAI」での昼食、くつろいだ雰囲気のこじゃれたレストランで地元の幸を使った料理に舌堤、参加者が自己紹介をして参加者間の距離がぐっと縮まりました。温泉に入る時間がなかったのが残念でしたが、コスパ抜群の昼食となりました。

「鴨川館」での昼食後は鴨川市小湊にある「誕生寺」へ向かいます。誕生寺が建立されたのは1276年(健治2)。日蓮聖人の直弟子である日家上人が聖人の生家跡に御堂を建てたのが始まりと言われています。ただ実際の生誕地は1498年(明応7)の地震の津波で水没したとされ、内浦湾のどこかにその場所があるといわれています。
「総門」・「仁王門」を抜け、日蓮大聖人像を安置する「祖師堂」で堂内特別公開入場の手続き後、順路に沿って各堂を見学、日蓮大聖人等に係る貴重な文化財に触れることが出来ました。

その後、女性陣を中心とした強いリクエストで、当初予定になかった評判の高い「土産物店」に立ち寄り、地元でとれた海産物・干物・練り物等を購入した後、日暮れも迫る中、最後の目的地君津市の「濃溝の滝」へ向かいます。
「濃溝の滝」は、早朝に洞窟から差し込む光が水面に反射し、ハート形を描き出す幻想的な光景が有名ですが、夕暮れ時も、洞窟側を観ると夕暮れ時なりに神秘的な雰囲気があり参加者からも来てよかったとの声が上がりました。

「濃溝の滝」見学の後は一路千葉駅に向かって帰路につきました。今回の「千葉再発見の旅」欲張ったプログラムを組んでしまったのですが、そこは同志社の紳士・淑女、規律の取れた大人の行動で、全プログラムをつつがなく実施することができました。
来年度以降の「千葉再発見の旅」より多くの校友が参加されることを期待します。

【参加者の皆さんより以下のご意見いただいております】
●雲一つない青空、お天気にも、恵まれ楽しいバスツアーでした。
下見から、パンフ作成等、皆々様の努力の結晶のような、素晴らしいツアーでした。ただただ、お世話になり皆さまに、心から、感謝致してます。
超デラックスのバスでした。ランチも、今回は、超デラックス。
「次回も参加」のお声も聞け大成功でしたね。
皆さま、ありがとうございました。(M・Kさん)

●久しぶりに再開された再発見の旅、最高でした。お天気を見れば全てがわかります。次の日は雨模様で肌寒く、本当にお天気に恵まれました。
仁右衛門島なんて大したことないと思っていたのですが、心地よい風に吹かれいい眺めでした。また濃溝の滝洞窟もあわやアイテナリーから外されてしまいそうでしたが、素敵な眺め、またプロムナードも素敵でした。
同行のYさんもとても楽しかったとのメールをいただきました。皆様ありがとうございました。(T・Kさん)

●再発見の旅、お世話になりました。秋で日の翳りが早いので、午前中に海の色が鮮やかな絶景。昼食後にお寺と山の景色。よくコースが練られてるなあと、感心しました。
旅行はいいなあとあらためて思いました。もっと多くの方に「再発見の旅」の良さを知ってもらえるといいなあと思いました。でもまたコロナが増えてきてるので、15人位で結果オーライだったかなとも思いました。
ありがとうございました。
追伸 お土産の干物、おいしかったです。(A・Kさん)

●昨日のバス旅行の際には何かと色々お世話になりありがとうございました。
天候に恵まれ記憶に残る絶好の一日を持つことが出来ました。関係いたす皆
様のおかげでございます。改めて御礼を申します。
息災であれば間違いなく参加したであろう二人の会員に、頂戴した資料の中から一部の資料を取りまとめ郵送で届けるつもりです。
今後とも支部活動をよろしくお願いします。(C・Mさん)

(事務局より)
過分なご評価いただきありがとうございます。至らぬ点もありましたが、天
候にも恵まれ、皆様にご満足いただけたすれば幸いです。
本イベントの名前にもありますように、何か一つでも「再発見」いただいた
ものがあれば満足です。
今後とも、支部活動へのご参加・ご支援方よろしくお願いいたします。

(奥村 記)

再発見の旅№43