第21回美術鑑賞会「Bottizeliへの思慕」 (3/16東京都美術館)【開催報告】
校友15名が幹事作成の絵入り解説資料を手引きにして、Firenzeの美の世界に魅せられ、至福の遊びを堪能しました。
Galleria Uffiziで保存展示の「Di Primavera」「Nascita diVenere」は現地に行かれてお楽しみ下さい。
宣教師が世間を理解する配慮で、新島 襄がイタリアを旅の途中に、殉教者サボナローラへ畏敬の念を抱いた史実を和田洋一先生の本で知りました。
その時、Bottizeliの作品を鑑賞し宗教と芸術の深遠な絆に触れたでしょう。
鑑賞会のカフェサロンでクローバーの先輩から、HebrewでIsraelのコーラスグループと交流中と聞き感激しました。
芸大の教授にフェブライ語を習い、歌う気迫に頭がさがります。
“嘆きの壁”の前で流れるクローバーの歌声は寛容の世界を広げるプロムナードにもなるでしょう。
La citta del Giglio(百合の町、Firenze)が “Benvenuto Bottizeli” と呼んでいます。
土肥 豊(S36経)記